自己紹介をお願いします。
村本といいます。マッパーの方々はITに詳しいというイメージがあるのですが、私はITには詳しくなく、化学工学が専門です。日本の横浜でマッピング活動を行っています。
いつ、どのようにしてOpenStreetMapを知りましたか?
私はかつてジオキャッシャーでした。ジオキャッシングの地図がOSMに切り替わったときに、初めてOSMを知りました。周囲のジオキャッシャーからは不満の声が多く上がりましたが、一方で私は、OSMが「自由な地図」であることを知り、「終わらない遊び」であると感じて活動を始めました。
何をマッピングしますか?
いくつかのテーマがあります。 ・小さな島のリモートマッピング ・神社境内のマイクロマッピング ・ハイキングコースのマッピング ・災害地区の復興マッピング テーマにおおまかに共通するところは、商用地図がカバーできていないところをマッピングしようと思っているところでしょうか。
マッピングの方法は?現地調査派ですか?リモートマッピング派ですか?ツールはどのようなものを使っていますか?
現地調査重視です。GoMap!!は現地調査時にさっと編集できるので愛用しています。
現地調査の方法は?
旅行やハイキングに出かけたさいに、写真を撮り地物を記録します。なるべく360写真て記録するようにしています。 道路構造が複雑な場合はGoMapを使って現地でマッピングしてしまいますが、主には写真をもとに帰宅後にJOSMで編集しています。
最も大きなマッピングの成果は何でしょうか?
個人的には、青ヶ島と利島を現地調査に基づいてマッピングをほぼ完成できたことが最も大きな成果であると考えています。 青ヶ島は、日本で最もアクセス困難な場所のひとつであり、米国のNGOは死ぬまでに行くべき場所としてピックアップしました。 http://www.onegreenplanet.org/animalsandnature/amazing-natural-wonders-photos/ 青ヶ島の魅力はここで語る必要もないので省略。Mapillaryでバーチャルツアーを楽しむこともできますが、二重カルデラや崖を這うような道は、ぜひ現地に行って肌で感じてください。